2007年11月25日
∞ ケケケ毛だらけの唄 ∞
真冬のよく晴れた昼間の空に浮かぶ三日月は
シルクの暗闇を纏った黒猫のウィンク
黒猫はしゃなりしゃなりと、昼と夜の境界線をつたい
愛憎と日常の絶妙なバランスを求める数式を、
尻尾でしなやかに描く
数式は、五線譜の上で踊りだし
聴いたこともない旋律を奏でる
「ただ幸せになりたいだけなのに、どうしてこんなに難しいの?」
少女の地団駄と
「人間をこんなに複雑にしたのは、誰だ?」
ルシファーの鼻息と
「誰だ、誰だ」
地を這うDrifter達のぼやきと
「人間共は、自ら複雑の呪縛に巻かれる事を望むマゾヒストだ」
冥界の王のため息が
不協和音を生み出すと
黒猫は、フンと鼻を鳴らし、
ケケケと笑って「オッペケペー節」を歌いだす
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